2026年10月12日に行われた第38回出雲駅伝で、早稲田大学が16年ぶり3回目の優勝を果たしました。
タイムは2時間5分56秒で大会新記録。
さらに、本田桜二郎選手、新妻遼己選手、山口竣平選手、工藤慎作選手の4人が区間賞を獲得する圧巻の内容でした。

では、なぜ今年の早稲田はここまで強かったのでしょうか
この記事では、出雲駅伝2026で早稲田が優勝できた理由を、区間ごとの流れや注目選手から整理していきます。
早稲田が強かった理由は「流れを切らさなかったこと」
早稲田の勝因を一言でいうと、序盤から終盤まで大きく崩れる区間がなく、レースの流れを切らさなかったことです。
第38回 #出雲駅伝 は早稲田大学が優勝しました! 出場チームの皆様、大変お疲れ様でした。 また、大会の開催にあたり皆様から多大なるご厚情とご支援を賜りましたことに、心からお礼申しあげます。 今後も引き続きご支援、ご協力を頂きますようよろしくお願いします。 https://t.co/dwy9zddMhh
— 出雲駅伝公式 (@izumo_ekiden) October 12, 2026
出雲駅伝は6区間45.1kmのスピード駅伝です。
箱根駅伝のように距離が長いレースとは違い、1つの区間で大きく遅れると巻き返しが難しくなります。
その中で早稲田は、2区の本田桜二郎選手、4区の新妻遼己選手、5区の山口竣平選手、6区の工藤慎作選手が区間賞を獲得。
6区間中4区間でトップの走りを見せたことが、16年ぶり優勝につながりました。
勝因① 本田桜二郎が2区で流れを変えた
まず大きかったのが、2区を走った1年生・本田桜二郎選手の快走です。
【出雲駅伝 区間エントリー発表】 10/12(月・祝)の出雲駅伝、区間エントリーが発表されました! 1区(8.0km)吉倉ナヤブ直希③ 2区(5.8km)本田桜二郎① 3区(8.5km)鈴木琉胤② 4区(6.2km)新妻遼己① 5区(6.4km)山口竣平③ 6区(10.2km)工藤慎作④ 補欠 増子陽太①、上杉敦史① * 最大2名まで変更可能です。 当日はSpoLiveでレース速報や選手コメントなどをお届けする予定です。 熱いご声援をよろしくお願いいたします📣 #waseda #出雲駅伝 #SpoLive
— 早稲田大学競走部長距離ブロック (@Waseda_Kyoso_LD) October 9, 2026
本田選手は2区で区間賞を獲得し、早稲田を一気に上位争いへ押し上げました。
日刊スポーツでは「2区で6人抜き」と報じられており、まさにレースの流れを変えた存在といえます。
本田選手は早稲田大学競走部の公式プロフィールで鳥取城北高校出身と紹介されています。
また、本人の日記では高校2年までは大牟田高校、最後の1年は鳥取城北高校で過ごしたことも明かしています。
「本田桜二郎 高校」「本田桜二郎 経歴」と検索されやすいのは、1年生ながら出雲駅伝でいきなり結果を出したからでしょう。
勝因② 新妻遼己が4区で区間新の走り
早稲田の優勝を大きく引き寄せたのが、4区の新妻遼己選手です。
新妻選手は4区で区間新記録の走りを見せ、早稲田がトップで中継する展開を作りました。

月陸Onlineでも、新妻選手の快走が「16年ぶり優勝へ大きく流れを引き寄せた」と報じられています
新妻選手は早稲田大学競走部の公式プロフィールで西脇工業高校出身と紹介されています。
兵庫県加古川市出身、西脇工業高校を卒業して早稲田大学に入学したことを明かしています。
1年生の本田選手と新妻選手がそろって区間賞級の走りを見せたことで、早稲田は「今年だけでなく今後も強いのでは?」という期待が高まっています。
勝因③ 後半の山口竣平と工藤慎作も強かった
早稲田が強かった理由は、ルーキー2人だけではありません。
5区の山口竣平選手、6区の工藤慎作選手も区間賞を獲得し、後半でリードを守るどころか、さらに強さを見せました。
出雲駅伝 優勝 & 6区区間賞🥇 5区までの後輩たち、最後まで余裕を持って走らせてくれてありがとう! 最高の景色!! ♯出雲駅伝 ♯早稲田の名探偵 https://t.co/Jb68lunWm5
— 工藤慎作/山の名探偵/Shinsaku Kudo (@k_shinsakusaku) October 12, 2026
出雲駅伝では、前半で勢いに乗っても後半で追い上げられるケースがあります。しかし早稲田は、最後まで流れを渡しませんでした。
特にアンカーの工藤選手は、優勝後に「全員6人が力通りの走りで強い早稲田を証明できた」とコメントしています。
このコメントからも、誰か1人の爆発力だけで勝ったのではなく、チーム全体の完成度で勝ったことがわかります。
青山学院大学が11位だった理由は?
一方で、箱根駅伝王者の青山学院大学が11位だったことにも注目が集まりました。
青山学院大学は1区で石川浩輝選手が区間2位の好スタートを切ったものの、その後は先頭争いに絡めず、最終的に11位でフィニッシュしたと報じられています。
ただし、「なぜ青学が11位だったのか」については、現時点で一つの理由に断定することはできません。

出雲駅伝は距離が短く、流れの変化が早い大会です
序盤で好位置につけても、中盤以降で差が広がると巻き返しが難しくなります。
そのため、青学について書く場合は「調整不足だった」「采配ミスだった」などと断定するのではなく、区間ごとの順位やトップとの差から、レース展開として整理するのが安全です。
箱根駅伝への影響はある?
今回の出雲駅伝優勝で、早稲田が箱根駅伝でも注目校になるのは間違いありません。
早稲田大学競技スポーツセンターは、2026年度の大学三大駅伝として、出雲駅伝、全日本大学駅伝、2027年1月2日・3日の箱根駅伝に出場予定であることを発表しています。

ただし、出雲駅伝と箱根駅伝はレースの性質が違います
出雲駅伝は6区間45.1kmのスピード駅伝。
一方、箱根駅伝は往路・復路に分かれ、山上りや山下りもある長距離の総合力が問われる大会です。
そのため、「出雲で勝ったから箱根も優勝確実」とまでは言えません。
とはいえ、1年生の本田桜二郎選手と新妻遼己選手が出雲駅伝で結果を出し、山口竣平選手や工藤慎作選手も区間賞を獲得したことは、箱根駅伝に向けても大きな材料です。
まとめ
出雲駅伝2026で早稲田が強かった理由は、主に次の3つです。
1つ目は、2区の本田桜二郎選手が流れを変えたこと。
2つ目は、4区の新妻遼己選手が区間新の快走で優勝への流れを作ったこと。
3つ目は、山口竣平選手と工藤慎作選手を含め、後半までチーム全体が崩れなかったことです。
早稲田は2時間5分56秒の大会新記録で16年ぶり3回目の優勝。6区間中4区間で区間賞を獲得する圧勝でした。
今後は、全日本大学駅伝や箱根駅伝でこの勢いをどこまで継続できるのかに注目です。


